ミカ書7の日記

のんびりした日常、パニック障害、発達障害、キリスト教のことなど

さようなら(TдT)天牛✨

大阪南部 大手新書・古書店天牛堺書店」が破産。
株式会社天牛堺書店が1月28日付で大阪地裁堺支部へ自己破産を申請。同日同支部より破産手続き開始決定を受けた。
2018年5月期末時点で約16億4000万円の負債。
天牛堺書店堺市発祥。
新書と古書を併売する業態が特徴。
店頭のワゴンで数日に一度、全ラインナップと均一価格を切り替える形で古書を売るなど、非常にユニークな売り方をしていたことでも知られる。


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南海高野線河内長野駅から直結の南海ショッピングセンター内の天牛堺書店河内長野店には家族でよく立ち寄りました。
元)旦那さんは本が好きで、天牛に寄る度に長い時間をかけてワゴンセールをチェックし、しばしば気に入った古書を購入していました。また聖書も何冊とここで見つけて買っていました。お父さんが本を見てる間、子供たちは絵本や音の出る本で遊んでいました。
その天牛のワゴンセールですが、数日毎に中身が変わり、価格は並ぶ本の価値に見合ったものになります。ポップに高値がついている時は明らかにしっかりした専門書です。叩き売りをするような内容の本はワゴンには並びません。ワゴンと言っても河内長野店ではワゴンの売場面積は広く、入ってすぐの目立つ場所がワゴンコーナーでした。並べきれないで積み上げられている状態の本をどかしながら見ていくのも楽しいかったです。私はこのワゴンで賀川豊彦山室軍平の古書を見つけて買いました。
思えば初めて聖書を買いに行ったのも天牛でした。
色んな思い出がある天牛が破産し、本をアマゾンでしか買わなくなってしまっている自分を棚に上げて、何だかとても寂しい気持ちになっています。