ミカ書7の日記

のんびりした日常、パニック障害、発達障害、キリスト教のことなど

ルーヴル美術館展✨大阪市立美術館

ルーヴル美術館展〈肖像芸術〉人は人をどう表現してきたか




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今月14日まで大阪市立美術館にて開催中。平日午後3時前でしたがこの時間でも大盛況で混雑していました。日本人のルーヴル好き、芸術を愛でる層の多さに触れました(*´ω`*)




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個人的な興味は絵画メインですが、彫刻、胸像、ナポレオンのデスマスク、カメオ、貨幣の宝飾品など、絵画と絵画以外で半々といった感じでした。
ルーヴルの彫刻を観て、人の手から創作される芸術には3Dプリンターのような完璧な複製を超えるそれ以上のリアリティが感じられました。作り手の魂が作品に魂と息吹、心と言葉さえ与えたのではないかと思える程です。
例えば
ジャン=アントワーヌ・ウドン(1741-1828)作「アビ・ア・ラ・フランセーズ(フランス式の宮廷紳士服)をまとったヴォルテール
ヴォルテールの本名はフランソワ=マリー・アルエ(1694-1778)というフランスの哲学者、文学者、歴史家の人物彫刻なのですが、手前から臨むとこの彫刻を中心から見入っている観覧客の女性と、ヴォルテールの二人だけの世界が始まったかのようでした。彫刻を見つめる人をこちらから見ているだけなのに、『この二人が』正に親しく見つめ合っているかのように観えます。観る側の人とこの彫刻が透明のフレームに入れられたかのように感じました。感情移入しすぎたのかもしれませんが、女性はあなたしか見えないといった迫力でヴォルテールを見つめているようで、ヴォルテールは今の今まで待っていたよ…とばかりに、父親のような懐かしい表情で彼女を見つめているというようで…。
実際自分がヴォルテールを中心から観ると、大変人懐こい茶目っ気のある人物で、難しい学者のようにはとても見えません。そこから私に、気さくに物を言ってくれそうでした。
そんな錯覚を起こさせるくらい、実際の人間と並んでも大きさも不自然さがなく、語り合えそうなくらい違和感なく仕上げてあるなどと、今日まで彫刻がこんなに計算されて作られているとは知りませんでした。



絵も飾られる高さが完璧で、とても観やすく臨場感あるものでした。観覧客の頭で絵画全体が観られなくても人物がちらっと見えれば、そこでしっかり目が合い、人物は私だけを見つめて離さない勢いの肖像ばかりでした。
この時代の王室や高貴な人物の衣服や装飾は一撫でしたいほど贅沢で麗しく表現されています。ベルベット生地や飾釦に目を奪われます。男性の鬘(かつら)のプードルの毛のようなフワフワさが、手で触るよりもその滑らかさ、柔らかさが伝わるようでした(*˘︶˘*).。.:*♡




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SNS向けのサービスなどもありました✨




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通天閣拡大して撮影📷✨




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あべのハルカス🏢
日本一高い高さ300メートルのビル(てんしば側より)