ミカ書7の日記

のんびりした日常、パニック障害、発達障害、キリスト教のことなど

聖書がわかる28のお話✨から 2

イメージ 1

『アダムとイブ』✨
最初に創られた人間と、全人類の母親となった女性(創世記 1章26節、2章)

 神様が世界を創られていた6日目のことです。その世界は、それはそれは美しいものでした。草原は緑に輝き、花々は満開で、鳥や動物は森の中を自由にかけ回っていました。

 でもそこには、人の姿や家、畑や街はありません。木の下で遊ぶ子供たちもいません。この美しい世界は、そこに住んで楽しく暮らす人間の登場を待っていました。
 
 神様が言いました。「わたしたちによく似た人間を創ろう。人間には心を持たせ、この地球に住むすべてのものを管理させよう」そう言うと、神様は地面から土を取り人間の形を創りました。そして神様が、いのちの息を吹き込むと、人間にいのちが与えられました。そうして、創られた最初の人間に、神様は「アダム」という名前をつけました。

 アダムに住まいを与えるため、きれいな川が流れる美しい園をエデンに創りました。アダムの仕事は、この庭の手入れです。神様は園の中に動物を連れてきて、アダムに名前をつけさせました。そのときアダムは、すべての動物がつがい(オスとメス)であることに気づきました。

 でも、この完璧な園に住んでいるアダムに相手がいません。「人が一人でいるのはよくない。アダムの助けをする人間を創ろう」と神様が言いました。

 そしてアダムをぐっすり眠らせると、アダムの脇からあばら骨を1本取り出して、その骨で一人の女性を創りました。アダムはこの女性に「イブ」という名前をつけました。アダムとイブは愛し合っていて、神様が二人の住まいとして用意してくれたこの美しい園で、とても幸せに暮らしました。