ミカ書7の日記

のんびりした日常、パニック障害、発達障害、キリスト教のことなど

聖書がわかる28のお話✨から 3

イメージ 1

最初の罪✨
エデンの園を追われるアダムとイブ(創世記3章)


 しばらくの間(それがどの位のことだか、私たちにはわかりません)、アダムとイブはエデンの園で幸せに暮らしていました。二人はまるで友だちと話すように、神様と話しました。神様に言われたことはどんなことでも、喜んでやりました。悪いことをしようなんて思いつきもしません。
 
 でも残念ながら、神様の言いつけを「いつも必ず守らなければいけない」ということを、本当にわかっていたわけではなかったのです・・・・・・。神様はアダムとイブにこう言っていました。「園にある果物は、すべてあなたたちのものだから食べてよい。でもひとつだけ、食べてはいけない実がある。もしそれを食べたら死んでしまうよ」
 
 さて、この世界にはサタンというものがいて悪い心を持ち、私たちに悪いことをさせようと誘惑します。ある日、イブに悪いことをさせようとしたサタンは、園に住むヘビの中に入り、イブに言いました。
 
 「その実を食べても、あなたは死んだりなんかしませんよ。それを食べたらとても頭が良くなって、良いことと悪いことの違いがわかるようになるのです。神様はそれを知っていたから、食べたら死ぬなんて言ったのです」

 イブはヘビの言うことに耳をかたむけてしまいました。その実を見上げ、「どんなにおいしい実かしら」と思い、「それを食べたら本当に頭が良くなるのかしら」と考えました。そして神様の言いつけを守らずに、その実を取って食べてしまいました。

 その夜、神様が二人を呼びました。その声が聞こえているはずなのに、アダムとイブは出てきません。二人はこわくて、神様から身を隠そうとしたのです。

 神様の言うことを守らなかった二人に、神様はこう言いました。「イブ、あなたは痛い思いをして子供を出産したり、つらい思いをしたりするようになります。そして、あなたの夫はあなたに色々命令するような存在になります」「アダム、あなたは妻に悪いことをしようと言われて、その通りにしました。あなたも、いばらとあざみだらけの荒れた場所で一生懸命働き、苦労しなくてはなりません」。そして神様は、とても厳しいことばでヘビを叱りつけました。

 悪いことをしたアダムとイブが、悪いところのない完ぺきな住まいに住み続けることはできません。神様はエデンの園から二人を追い出し、園の入り口に天使と炎の剣をおいて二人が戻ってこられないようにしました。